クリスマスのバラ
「あんなに地味なのに、どうしてクリスマスローズって名前なの?ちっとも綺麗じゃないし、バラじゃないでしょ」Kさんにたずねられました。
花に見えるのは花弁じゃなくて萼の変化したものです。アジサイのように色が変化してゆくところが魅力ですが、確かに地味かもしれませんね。花の姿より名前が先行しているのは確かです。
「クリスマスのバラ」なんてロマンティックな響きでしょう。
クリスマスに咲かないのに、どうしてこの名が付いたのかずっと不思議に思っていました。ヨーロッパでクリスマスローズと呼ぶのは、クリスマスの頃に咲く白花の「ニゲル」だけ、そのほかはヘレボルスと呼んで区別しているそうです。
クリスマスカードに描かれるのもこの「ニゲル」冬に咲く5枚の花弁の「ニゲル」を見つけた人が「まるでバラのようだ!」と思ったのでしょう。
ヨーロッパの人はバラの花が大好きです。
藪椿やツツジの花が欧州に渡るとバラのように豪華な八重咲きに改良されて戻ってきました。そう言う私たちも美しい花を見かけると○○桜とか○○梅とかつい呼んでしまいますよね。美しい花の理想型は国によってさまざま、そこがおもしろいところです。
今年も家の玄関先にクリスマスローズが咲きました。銅色の苞葉に包まれてワインレッドにスポットの入る花です。欧州からはるばる渡ってきた花ですがうつむきがちに静かに咲く風情はなんとも日本的だと思いませんか。
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by abe-mayu | 2008-03-07 23:07 | Spring | Comments(0)
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